3日後に箱の中身を知る

出勤するとき自転車を漕いでいたら、ひっくり返っているように見える段ボールが端に置いてあるのを見かけた。置いてあると思ったのには理由があって、割と風が強かったにも関わらず翌日も同じ状態をキープしていたから。お墓前の道の端っこにあったの。近づいたら猫とか赤ちゃんの声が聞こえるかもしらんって考えて我ながら陳腐だと思いながらも、箱の中身について考えながら仕事に行ってた。実は箱って結構好きでよく授業中落書きしてた。正方形が書けるって地味に凄い。地味に凄いというドラマがあったような。箱、書けるようになったとき嬉しかった気がする。段ボールは捨てるのが面倒だからあんまり好きじゃないよ。

で、昨日、同じ場所で箱が更にひっくり返ってるのを見た。更にっていうのは、ちょっとややこしくいうとひっくり返っていたのがひっくり返ってるということだから、通常の置き方に戻っていたということです。蓋が開いた状態で。気になる箱の中身は空だった。でも同じ場所でひっくり返ってるって人為的では?誰かが中身を持ち帰ったのでは?って想像が少しだけ。

どちらにせよわたしってもう一生あの箱の中身を知ることは無いんだなー

でも箱に触れてまで中身を知りたくない

そんなんばっかりだよ